レモネードスタンド活動とは
WHAT IS THE LEMONADE STANDS ACTレモネードスタンドをすることが、どのようにして小児がん支援につながったのか。
ここではアメリカではじまった活動の背景と、なぜ日本の小児がんに支援が必要なのかを紹介します。
なぜレモネードスタンドが小児がん支援につながるの?
レモンと砂糖と水があれば、レモネードがつくれます。
アメリカでは夏になると子どもたちがレモネードをつくって売る「レモネードスタンド」をあちこちで見かけます。
子どもたちのおこづかい稼ぎとして定着しているのです。
これを利用して、アメリカのある小児がん患者の少女が、小児がん支援のために多額の寄付を集めました。
アメリカで広がった小児がん支援の輪
小児がんと闘っていた少女は、「自分と同じような病気の子どもたちのために治療の研究費を病院に寄付したい!」と、自宅の庭にレモネードスタンドを開きました。この活動はテレビなどにも取り上げられ、全米に知られるようになりました。
これを機に、レモネードスタンドはおこづかい稼ぎの体験を楽しむだけではなく、集めたお金を小児がん治療のために寄付するという社会貢献活動としても広がっているのです。
英語のことわざに”If the life gives you lemon, make lemonade”というものがあります。これは、「人生があなたにレモンを与えるなら、レモネードをつくればいいのよ。つまり、試練(すっぱいレモン)があってもいい方向(甘くておいしいレモネード)にしていこう!」という前向きな言葉です。レモネードは元気を与えてくれる飲み物としても愛されています。